
リバーサルエネルギーとイグニッションエネルギーとは
リバーサルエネルギー

このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いなら、このカードは、進化ポケモン(「ルールを持つポケモン」をのぞく)についているかぎり、すべてのタイプのエネルギー3個ぶんとしてはたらく
イグニッションエネルギー

ポケモンについているこのカードは、自分の番の終わりにトラッシュする。
このカードは、ポケモンについているかぎり、エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
進化ポケモンについているなら、エネルギー3個ぶんとしてはたらく
こっちはルールを持つポケモンにも付けれます!
使い方
どちらのカードも「進化ポケモン」にしかつけられないという共通条件がありますが、それぞれ異なる追加効果を持ちます。最大の魅力は、どちらもエネルギー3個分として機能する点です。
これにより、通常なら重くて扱いにくいワザでも一気に発動でき、不意打ちのように奇襲を仕掛けることが可能になります。相手の計算を狂わせ、試合の流れを大きく変えるポテンシャルを秘めています。
これらのポケモンを採用する理由は、仮想敵に対する攻撃手段を確保するためや、非exでサイドレースを有利に進めるためです。
本記事では、リバーサルエネルギーとイグニッションエネルギーを特に活かしやすいポケモンを紹介します。進化前を場に出しても怪しまれにくいカードを中心にピックアップしました。
相性の良いカード
本題に行く前に相性ドンピシャの1枚を紹介。
トウコ (I) サポート

自分の山札から進化ポケモンとエネルギーを1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
貴重な特殊エネをサーチな上に進化ポケモンも可なので使ってくださいと言わんばかりの相性の良さ。
基本エネでももちろんいいので、進化デッキなら無理なく入る良カード。
対応ポケモン一覧
ハリテヤマ (I) ワイルドプレス

闘闘闘 ワイルドプレス 210
このポケモンにも70ダメージ
収録:「メガブレイブ」
自身の特性「どすこいキャッチャー」で相手のベンチポケモンを呼び出し、HPの低いシステムexや、ダメージが蓄積したexポケモンを狙って倒すことができます。
ゾロアーク (I) イカサマ (イグニッションエネルギー対応)

無無無 イカサマ
相手のバトルポケモンが持つワザを1つ選び、このワザとして使う。
収録:「ホワイトフレア」
相手の強力なexポケモンの技をパクれ!タイプが弱点のポケモンがターゲットなら採用の余地あり。
「げんえいジャック」のゾロアークも逆転性能あるので、そちらもアリ
ただ、ex分岐はいないので警戒はされると思います。

バシャーモ (I) ごうかれんきゃく

火火無 ごうかれんきゃく 120
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のベンチポケモン1匹にも、120ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。
収録:「ロケット団の栄光」
バシャーモexの分岐プランとして忍ばせ、システム系や弱ったポケモンをまとめて倒せ!
ダイゴのネンドール (I) クレイブラスト

超超無 クレイブラスト 220
このポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。
収録:「スターターセットex ダイゴのダンバル&ダイゴのメタグロスex」
ダイゴのメタグロスexのサブアタッカー(として採用されることはみたことがない)であれば、怪しまれずにヤジロンを場に出せる。エネルギーがまだ付いていないと相手に思わせて、奇襲を仕掛けることができる。
Nのヒヒダルマ (I) ひだるまキャノン

火火無 ひだるまキャノン 90
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のベンチポケモン1匹にも、90ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
収録:「バトルパートナーズ」
Nのゾロアークデッキでは主にワザ要員として使われるが、リバーサルエネルギーをつけて運用される場面も結構と多い。
ダメージは90と高くはないものの、進化前ポケモンを一掃できる点が強力。
ノココッチex (I) ドリルブレイク (イグニッションエネルギーのみ対応)

無無無 ドリルブレイク 150
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
収録:「バトルパートナーズ」
ノココッチ(にげあしドロー)の分岐としての採用。相手のバトルポケモンに掛かっている効果を無視できるのは意外と強力。
ホップのバイウールー (I) ずつき (イグニッションエネルギー対応)

無無無 ずつき 80
収録:「バトルパートナーズ」
ずつきの威力は低いが、自前の強力な特性と組み合わせれば、HPが低いポケモンを引っ張り出してとどめを刺せる。このためにリバーサルエネルギーを採用するほどではないですが、ほかの用途で採用していたら覚えておいて損はないかと。
レントラー (G) ワイルドボルト

雷無無 ワイルドボルト 180
このポケモンにも20ダメージ。
収録:「シャイニートレジャーex」
特性によって進化を経ずに場に出せるため、奇襲性がさらに高い点が魅力です。
ダメージも180あるため、HPの低いexポケモンや弱点のポケモンを倒すことが可能です。
ソウブレイズ (G) とうしのたいけん

超無無 とうしのたいけん
相手のバトルポケモンが「ポケモンex・V」なら、100ダメージ追加。
収録:「テラスタルフェスex」
ソウブレイズexの分岐として。
グレンアルマ (H) グレンブラスター

火火無 グレンブラスター
このポケモンについている炎エネルギーをすべてトラッシュし、相手のベンチポケモン1匹に、180ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
収録:「超電ブレイカー」
こちらもソウブレイズexの分岐として、高火力のベンチ狙撃が狙える。
ハピナスex (H) おんがえし (イグニッションエネルギーのみ対応)

無無無 おんがえし 180
のぞむなら、自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
収録:「変幻の仮面」
たいていが特性「ハッピースイッチ」と何かしらのエネルギー加速系と合わせるが、イグニッションエネルギーが選択肢の1つとしてなくはないなと。
シャワーズ、ブースター、サンダース (I) とうしの~



(水・火・雷)無無 とうしの~ 90+
相手のバトルポケモンが「ポケモンex・V」なら、90ダメージ追加。
収録:「ポケモンカード151」
ブイズデッキの分岐として。仮想敵の弱点に合わせて選択肢が多いのが利点。
そのほかの使い方
エネルギー数を参照するワザ


例えば、「多くエネルギーが付いていると追加効果」や「エネルギーを〇個トラッシュ」などがこれに当てはまります。
逃げるエネルギー
使い方はワザの使用に限られていないので、逃げるエネルギーとしてトラッシュすることもできます。
そういう場面は滅多にないでしょうが、覚えておいて損はないでしょう。
当ブログでは「ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト」、「公式X」、「公式Youtube」より画像を引用しています。
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